教えてもらった千成亭のハンバーグ。
正式には「かのこハンバーグ」というらしい。
霜降り肉を包丁で叩いたものを使っているので、
一瞬「生?」と思ってしまうようなやわらか〜い食感がたまらないそうだ。
うーむ、ハンバーグの分際で霜降り肉とは生意気な・・・。
などと言ったらハンバーグ好きな息子に怒られるかしら?
そう。息子は無類のハンバーグ好き。
「今日は遅くなっちゃったからお弁当買おう」などという時は、
必ず「チーズハンバーグ弁当」。
「たまには違うのにしたら?」と言っても
「おいしいから」と言って、絶対変えない。
そんなに好きなら・・・というわけで、
お誕生日にはチーズハンバーグを作ってあげた。
しかもテレビで紹介されていた裏技ハンバーグだ。
といっても焼く前の成形したお肉に片栗粉をまぶしてから焼く。
ただそれだけ。
でもね、それだけで肉汁が閉じ込められて、
とってもジューシーに出来上がるんですって。
焼き加減はよし!
焼きあがったハンバーグに、軽く温めたチーズをのせ、
焼いた時に出た肉汁にケチャップとソースを混ぜて作った、
特製ソースをかける。
見た目もよし!
「いっただっきま〜す。」
「どう?おいしい?」
「うん」(よしよし)
自分も食べてみた。
確かにやわらかい。
やわらかいんだけど・・・・
思うに、ソースとチーズの味が強すぎるのだ。
肝心のお肉の味とジューシーさがわからない。
まだまだ修行が足りないようだ。
ここはぜひ千成亭のハンバーグを食べて修行に励もうか。
待てよ。
千成亭のハンバーグの場合、素材からして違うのだから、
修行云々の問題ではないのかしら?