『ローマ人の物語』(ローマじんのものがたり)は、
小説家塩野七生の古代ローマの歴史に関する著作。
1992年以降、年に1冊ずつ新潮社から刊行された
書き下ろし作品で、2006年12月刊行の15作目で完結した。
歴史を扱った作品であり、日本の書店や図書館などでは
歴史書として扱われていることもあるが、大半の研究者からは、実証研究や史料に基づかない記述がある(すなわちフィクション)、客観性や反証可能性を放棄した安直な断定が許されるという意味合いにおいて小説と捉えられている。
また、塩野本人も「HISTORIA」(歴史)ではないと述べており、
ラテン語でのタイトルも『RES GESTAE POPULI ROMANI』
(ローマの人々の諸行)としている。
この他、出版元の新潮社も読まれ方は別として本シリーズを基本的には「小説」として扱っている。
2002年から順次、新潮文庫から単行本1冊を2から4冊に分けて
文庫化されている。
(Wikipediaより引用)
義理の父から
「ローマ人の物語は読んだことがある?」
と聞かれた。
義理の父はとても読書家で、
特に歴史関係のジャンルが好きらしい。
私も読書は好きだが、とても父には勝てそうにない。
「ローマ人の物語を毎年買っていたけれど、
ようやく去年で全部終わったよ」と苦笑している。
残念ながら私は歴史に関する書籍をほとんど読まないため、
父との会話は盛り上がらなかった。
「今度時間が出来たらローマ人の物語を貸してあげるから、
じっくり読んでみなさい」
今度は夫に言う義理の父。
きっと何か共通の話がしたかったんだろう。
とりあえずローマ人の物語、1冊くらい読もうと思った。